「高齢者施設における感染症対策に関する研修会」が開催されました。

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11月30日(土)に茨城県立医療大学で「高齢者施設における感染症対策に関する研修会」を開催しました。会場に21名、オンラインで58施設のご参加をいただきました。
研修会では、施設長、看護師、介護福祉士それぞれの立場からの感染症対策のご経験や取り組みをお話しいただきました。COVID-19のクラスターで対応に苦慮した経験や、本プログラムで習得した内容を活用した対策など、大変参考になる内容だったと好評でした。また、医療の立場からとして、感染管理認定看護師の菅野氏、茨城県西部メディカルセンター感染対策部長の小松医師にもご登壇いただきました。菅野氏からは、施設で取り組んでほしい基本的な内容について、小松先生からは施設で対策が必要な感染症やその病原体について概説していただきました。
最後に総合討論として、高齢者施設での対策の重要性、本養成プログラムへの期待など活発な意見交換ができました。保健所や県の感染症担当部署からも参加があり、それぞれのお立場からのご意見もいただき、地域全体として感染症対策に取り組む重要性を共有することができました。参加された皆様からは、立場の違う職種からの発表は参考になった、活用できる内容が多いなどのご意見をいただきました。
ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、当日お手伝いいただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
本講座では引き続き高齢者施設の感染症対策の一助となるべく、人材の育成を続けて参ります。